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感想文6~空の境界
奈須きのこ 空の境界 講談社 2004 
 キャラ、世界観、雰囲気。全部気にいると面白いと思えるはず。文章が読みにくいという意見もありましたが、もっと読みにくい本はいっぱいあります(真顔) 活字に慣れてれば、まあ平気でしょう。

 この本、褒めるべきは構成なんじゃないかなと私的には思いました。まあ確かに、文章は上手いと言えないし、不親切な感じも否めないし、読み手を選ぶという点で決して万人向けではないですが。作家ごとに特徴があるのは当然のことで、それがこの方の場合、『わかりにくい文章』ということになるのではないかと。考えながら読むのなんてマッピラだとか、伏線はりまくってあると「単純明快に答えを書け!」と思ってしまう方にはオススメできません。この話を理解するのに必要なのは賢い頭脳ではなく、

 忍耐力と寛大さ

 です。
 長いし、ぼうっと読んでると「どういう意味なんですか?」と頭がこんがらがってきますんで要注意。
 時には読み流して、後から振り返ってみるのも有効な手段です。忍耐忍耐。や、もちろん普通に楽しめる方もいると思います。

 えーと、一般的には、一番評価を受けているのは世界観のようです。後はキャラ萌えが少々というところですか。
 静謐な雰囲気と一部騒がしいキャラの対比が面白い…かもしれません(適当か)
 キャラは個性的で、西尾維新を思い出してしまいましたが…最近キャラの設定や性格で話を面白くするのも大して珍しくないので、許容範囲じゃなかろうかと。
 「二重人格…またかよ!」とか思っちゃうと醒めます(笑) でも、美少女やら兄大好き妹ちゃんやらに萌える方にはいいのでは。キャラがいけても、文が駄目だというのはありそうですけど。

 私の感想は「まあまあ面白かった」という感じです。星3つ。可もなく不可もなく。
 どうしてかと言うと、まず先程も書いたようにキャラがどこかで見たような感じだったから。「二重人格…またかよ!」と思ったのは私です。脇キャラが面白かったんですけどね、うーん…ちょっとマンネリ。個性的すぎるキャラが集まってると鬱陶しい気がしてしまうので、そのせいでしょう。個人的意見なのであしからず。
 で。
 シナリオは好きです。世界観も理解できました。静謐さと不思議さと淡々とした空気も良かったと思います。恋愛もあって「ここで萌えてね(推測)」ってのも伝わってきたし。主人公がいたって普通の人間というのも、心休まって良いと思います。
 ただ、テーマが。
 この話の中でキャラが喋っていたり考えたりしていることに、どうにもこうにも乗っかれない。共感なんてないし、上辺を撫でて読んでるなーと自分で思いながら読んでました。恋愛部分は普通に恋愛小説(?)なんですけどね。
 書きたいことってのは、なんとなくわかります。別に共感求めて小説読んでるわけじゃないんですが、遠すぎると「ふーん」としかなりませんね…。あ、ここで言ってるのは、ラスボスのとあるオッサンと、その一味の思考のことです。
 要するに、ひとつの事件があって、誰がいつどこで何を何故どのようにしてしたか、ということが明らかになるわけですが。この『何故』の部分に、徹底的に興味が惹かれなかったということです。
 「それって話に入り込めてないってことなんじゃ…」と書いてて思いました。でも読み進まなかったわけでもないので、そんなこともないのか…な(悩)

 ブギーポップを読める人はこれも読める、と言っていた人がいましたが、同様に西尾維新を読める人はこれも読めるのではないでしょうか。ただ、西尾さんよりもエンターテイメント性は低いので、ちょーっと微妙なところかもしれません。
 読んだらみんなそれなりに楽しめます、って本じゃないので、根気と興味がある方のみ読んでみてください。
 まとめると、

 好み次第!

 ということです。
 私は、1回読んだらもういいです…。

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( 2005.06.26 ) ( ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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