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砂漠で問答
「ステイ~ふざけんなよお前? ここはどこだ!?」
「砂漠ー」
「んなもん見りゃわかる! 俺が行きたいっつったのはシェストであって、砂漠じゃねーんだよ!」
「うーん……行きすぎたみたいー」
「行きすぎ!?」
「ほら、あっちに門が見えるでしょー? あの向こう側がシェストなんだねぇ」
 魔法を生み出すすんなりとした指が示す方を振り返ったゲインは、一瞬黙り込み──
「遠ッ!」
 思い切り叫んだ。
 門が見えるといっても豆粒以下の小ささだ。
 歩けば有に3日はかかりそうな距離。
「遠いねぇ」
「どーすんだよ! お前あそこまでまた跳べるのか!?」
「うーん……無理?」
 にへら。
 暢気に笑うステイに、ゲインはぶち切れた。
「この、役立たずのへっぽこ魔術師がッ!」
「てへ」
「誉めてねえよ馬鹿野郎!」
「そーなの?」
 徹底的にとぼけている天然魔術師に、ゲインは拳固を一発お見舞いしてやった。


 

( 2004.11.03 ) ( おはなし ) ( COMMENT:0 ) ( TRACKBACK:0 )
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